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寺尾玄の家族の生き方が素晴らしすぎる!バルミューダ社長の経歴他

こんにちは。岡本です。

昨日は、蔦屋六本松店でバルミューダ創業者、寺尾玄さんのトークイベント「俺たちはまだ どこにでもいける なんにでもなれる」に参加してきました。

感想は一言で言うと「感動した!」です。

今回はそのトークイベントの感想と、寺尾玄さん著書の「行こう、どこにもなかった方法で」も購入したので、その書評を合わせて記事にしました。

【寺尾 玄プロフィール】

1973年生まれ。17歳の時、高校を中退。スペイン、イタリア、モロッコなど、地中海沿いを放浪の旅をする。帰国後、音楽活動を開始し、バンド活動に専念。2001年、バンド解散後、ものづくりの道を志す。独学と工場への飛び込みにより、設計、製造を習得。2003年、有限会社バルミューダデザイン設立(2011年4月、バルミューダ株式会社へ社名変更)。著書「行こう、どこにもなかった方法で」(新潮社)

トークイベントに参加した理由】

今回、このイベントに参加しようと思ったのは、テレビ東京系の「カンブリア宮殿」で寺尾社長が出演されていて、その波乱万丈な創業ストーリー、そして、寺尾社長の独特な人生観に魅了されたからです。

【印象的だったフレーズ】

トークイベントで印象的だったのは、

「男は持てる力全てを使って毎日を生きていかなければならない」

という一節。

これは寺尾社長のお父様が寺尾さんへ語った一言。ストイックで職人肌のお父様からは男は自分自身に誇りを持って生きていかなければならないと教えられたそうです。

自分自身、仕事で自分の才能や能力を出し切っているのだろうかと葛藤があります。だから、この言葉は突き刺さりました。

「苦しみつつ、なお働け、安住を求めるな。この世は巡礼である」

という一節もありました。こちらも寺尾社長がお父様から送られたメッセージです。元は北欧の作家、ストリンドベリの言葉です。要約すると、真の安住はこの世にないので、ないものは求めても仕方がない。生活するためには仕事しろ。苦しいことが多いけれど。という至極真っ当でシンプルなメッセージ。

働くということについて、幼いころより、お父様から教育されていたと語られていました。おかげで自分は何のために生きているか子供の頃から考える機会があったそうです。そんなことが私は全く無かったので、少しうらやましい気がしました。私は就職してから、仕事とは、人生とはと考えることになったので、それがもっと幼い頃からできていたらここまで仕事に悩まなかったのかなと思いました。

【今後のバルミューダ】

「何かに夢中になれないなら学校なんかやめてしまえ」

「玄、男なら荒野を目指せ」

人生を思いっきり燃焼させて生ききるという強い意思を寺尾社長のお父様からの言葉の端々に感じました。それは安定して、特に大きな変化のない日常を繰り返し、生き、少しづつ違和感を感じ、ストレスを溜めこんでいた自分にとってハット目を覚まさしてくれるようでした。

寺尾社長は、家電ベンチャーの社長として高校中退、一年間の欧州一人旅、ミュージシャンといったやや、アウトサイダー的な人生を送られています。お父様、お母様から挫折を乗り越えながらも人生の可能性を諦めないで追求する姿勢に強く影響を受けて、バルミューダの成功へと繋がったと本でも語られています。

「一人、一人の人生に少しでも幸せを感じる体験を」

「絶対売れる商品があります。それは、幸せな人生です。」

トークイベント後半では、今後のバルミューダの戦略を匂わすお話をされていました。数年前、これから商品が売れるためには「体験」が重要だと仮定し、それが確信になったと話されていました。

扇風機の「GreenFan」で倒産寸前の危機から持ち直したバルミューダでしたが、その後また、大量の在庫を抱え、第二の危機を迎えていたようです。その危機を救ったのが、「BALMUDA The Toaster」。

人々が驚くほど新鮮で幸せを感じる体験を提供しようという思いから生み出された、「BALMUDA The Toaster」が大ヒット。おもしろかったり、幸せを感じる体験には、人は多少高くてもお金を出すということが、証明されました。うちも、「BALMUDA The Toaster」買おうか検討中です。欲しい!

【まとめ】

トークイベントは、バルミューダの商品説明はまったく無く、寺尾玄という人間がどのように生まれ、生きてきて、何を考えてきたか、これから何をしたいのかなど具体的なエピソードをはさみながら、時にすごく哲学的なメッセージを含んだ内容でした。

今まで家電メーカー社長の生の言葉を近くで聞く経験もなかったので、とても新鮮でした。扇風機、トースターそれぞれにバルミューダのメッセージが含まれていることが分かりました。

著書「行こう、どこにもなかった方法で」もトークイベントの内容に沿った内容で寺尾社長に大きな影響を与えたお父様、そしてお母様について詳しく描かれています。人生における可能性、失敗、挫折など心理描写から風景描写まで繊細に明瞭に描かれていて少し驚きます。あっという間に読んでしまいました。

生きるのならば、安定なんか気にすんな。ダメで元々。倒れるなら前に向かって倒れようというメッセージを感じました。人生に可能性を見出したい全ての人へおすすめできる一冊です。

【あとがき】

実は、自宅にはバルミューダの扇風機「グリーンファン」がありまして、最近寒くなってきたので、段ボールにまとめてしまおうとしていたところ、バッテリーが大きく膨張していたのが分かりました。最近、充電してもバッテリーが続かないなー、何でかなと思っていたので、原因がはっきりしたのはよかったです。

【行こう、どこにもなかった方法で 目次】

序章 可能性
一部
第一章 旅の始まり
第二章 小さな家
第三章 ライフ・イズ・ショート
第四章 巣立ち
二部
第五章 十七歳の旅
第六章 天才
第七章 夢の終わり
第八章 創業
三部
第九章 手作りの会社
第十章 夢の扇風機
第十一章 エイプリルフール
終章 その後