鉄道

四国新幹線の豊予海峡ルート構想の効果は?九州のメリットも考察!

こんにちは。岡本です。

四国新幹線に関わるニュースが入ってきました。

なんと、JR松山駅からJR大分駅を海をまたいで結ぶ豊予海峡ルートとのこと。

Google mapを見てみると、四国のしっぽのように見える細い半島が大分県の方に向かって伸びています。この半島に新幹線の高架橋を建設し、海の間は海底トンネルを造ってしまう構想です。

鉄道大好きな私にとっては、ぜひ実現してほしい夢の新幹線ルートです!

大分、愛媛の両県を結ぶ「豊予海峡ルート構想」の実現を目指す大分市は、新幹線用の海底トンネルを整備した場合の調査結果をまとめた。

 JR大分(大分市)―松山駅(松山市)間で1日往復32本の運行が可能で、最速約36分で結ぶことができるとし、1日当たり約6800人が利用すれば採算性が確保できると結論づけている。

 大分市は2016年度、トンネルと橋、鉄道と道路を組み合わせた計11パターンの概算事業費を試算し、新幹線(単線)を海底トンネルで通す場合が最も安い6800億円になると導き出した。この海底トンネル案が最も実現可能性が高いとして、今年度は専門業者に委託してルートやダイヤ、営業損益などを調査した。

 調査結果によると、単線のため、すれ違いや追い抜きに必要な中間駅を大分市佐賀関、愛媛県伊方町、同県大洲市付近に設けた場合、松山駅から大分駅に直行する下り列車の所要時間は約36分、上り列車は約43分となり、各駅停車は下りが約59分、上りが約53分と見積もった。この結果、1日往復32本の運行ができるとした。

 また、北海道新幹線や九州新幹線を参考に旅客運輸収入や経費などを計算したところ、1日当たり約6800人が利用すれば営業収益は年間141億円となるとした。大分市は16年度調査で1日当たりの利用者数を約1万8000人と推計しており、初年度から黒字になると見込んでいる。

参照:2018年01月29日 YOMIURI ONLINE

四国新幹線についての反応

・松山に住んでる自分としては出来てくれたらいいな

・1日6800人利用するあてはあるんですか(北海道新幹線は1日6500人)

・過去にあった豊予海峡高速船とはかかる時間が大違いなんだろうな

・もうね、アホかと思う。黒字も可能っていう試算。こういう試算は誰がやってるんだろうか。「東京五輪は最も金がかからない五輪」とか「高速道路はやがて無料化する」とかいう試算をやったアホと同類の人たちなのか?

・沿線人口がどんどん減ってるのに楽観的な見通しはやめないとねー。

・フェリーが通ってるので一度休日に旅行で使ったことがある。うーん…フェリーで十分!って感じの利用人数だったよ…

四国新幹線についての考察

僕は四国新幹線の建設について賛成派です。経済合理性という面で考えると、北海道新幹線同様、採算がとれるかは確かにギリギリのラインだと思います。

でも、北海道や九州に新幹線が出来ていくことを考えると、鉄道需要がないから四国に新幹線は必要ないとして現状のまま変わっていかなかったら、魅力的な観光地があるのに人は来ないままで、より衰退していくと思われます。

四国南西部のメリット

僕は以前、夏休みに宇和島に一人で青春18きっぷの旅で訪問したことがあるんですけど、南国の雰囲気を感じて非日常感がありましたが、人は少なく、寂しかったですね。お盆近かったけれど、あまり帰省客がいる感じもしませんでした。

今回、大分市が発表したルートで宇和島へは新幹線駅になるであろう大洲市駅(予定)から乗り換えで在来線でさらに南下すれば、大阪や九州方面からより短い時間で行けるようになります。

このように四国新幹線が出来ると、現状アクセスが悪くて観光するのに二の足を踏んでしまう四国の南西部に行ってみようという人が増えることが予想されます。

大分のメリット

第二に九州の大分や宮崎に観光する人が今よりも増えることが考えられます。まず、大分ですが、現状、大阪方面から行こうとすると、小倉で新幹線を降り、特急ソニックなどに乗り換える必要があります。

九州では、現在、九州新幹線長崎ルートが建設中で2022年に完成予定ですが、その長崎ルート同様、もしかしたらそれ以上に需要があるのが、小倉から大分の区間です。

大分駅は2年ほど前に駅舎を大改装しており、九州でも博多、熊本、鹿児島に次ぐターミナルとして機能しています。別府温泉や湯布院と有名な温泉地も近くにあるため、大分へは昔から多くの観光需要があります。

四国新幹線が出来たら、大阪(新大阪)から直通一本で来られる可能性が高いため、今よりも多くの人が訪問することが予想されます。

宮崎のメリット

そして宮崎ですが、おそらく東京からのアクセスを考えると沖縄を除いて、飛行機を使わなければ現状、一番アクセスしにくい、時間がかかる県だと思います。ひょっとしたら山陰の島根かもしれませんが。。

以前、宮崎にも青春18きっぷで訪れたことがあるんですが、大分から宮崎の間、特に県境の大分・佐伯駅から宮崎・延岡駅の間は在来線も1時間に1本あるかないかの電車が多く、距離以上に遠く感じます。

大分に比べればまだ四国新幹線の恩恵は薄いかもしれませんが、小倉→大分→宮崎→鹿児島のルートで考えられている東九州新幹線の建設が四国新幹線の経済効果によっては、実現身を帯びてくると思うので、少なからず宮崎にもメリットがあると考えられます。

まとめ

まだまだ構想段階で実現は遠い将来の四国新幹線、豊予海峡ルート。四国新幹線は岡山と高知を瀬戸大橋を新幹線が走れるようにして結ぶ四国を縦断するルートも考えられています。

外国人観光者をはじめとするインバウンド需要で日本の都市部は盛り上がっていますが、四国地方もその恩恵が享受できるよう、国土の軸になる新幹線建設をすすめてほしいと思います。

最後までブログを読んでいただきありがとうございました!