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爆弾低気圧が発達して春の嵐?台風との違いを解説!暴風に注意!

こんにちは、岡本です。

非常に低気圧の爆弾低気圧が急速に発達!きょう28日(水曜日)昼過ぎから3月2日(金曜日)にかけて全国的に非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見通しです。

西日本は今日の夜から朝にかけて、東日本では、3月1日(木曜日)の午前中に太平洋側を中心に大雨となるおそれがあります。

総雨量は九州、山陽、近畿、東海、関東で40〜60mm。四国、東北で60〜80mm。静岡では80〜100mmの予想となっています。

風の強さは最大で風速35m/s、台風並みの強風で日本列島を縦断する予報が出ています。

非常に強い低気圧の爆弾低気圧ですが、台風とどう違うのでしょうか。疑問に思ったのでまとめてみました。

爆弾低気圧と台風の違い

台風と爆弾低気圧は強い雨風を伴う点で似てはいますが、構造が異なります。台風は熱帯低気圧(赤道付近の暖かい海で作られる低気圧)が発達して出来たもので、爆弾低気圧は温帯低気圧が発達して出来たものです。

温帯低気圧とは

温帯低気圧は冷たい空気と暖かい空気がぶつかることで発生した前線付近にできる低気圧。暖気が上昇し、冷気が下降する際に生まれる位置エネルギーによって発達します。温帯低気圧が発達し、気象庁によって定められた基準を超えると「爆弾低気圧」と呼ばれます。ただし正式な予報用語ではないので、気象ニュースでは「急速に発達した低気圧」と言い換えられます。

温帯低気圧は、日本の南西沖(東シナ海など)で発生し、上空の偏西風に流されながら北東に進むとともに、急速に中心気圧を下げていきます。

発生したばかりでは中心気圧は1000hPa程度で前線を伴っていないことがありますが、急速に発達する場合は1日~2日程度で台風並みに発達し、長い前線を伴ったり、広範囲にわたって込み合った等圧線が天気図に描かれたりするので唐突に日本列島付近に現れたような印象になります。

爆弾低気圧の特徴

台風は中心付近の雨風が強くなることが多く夏によく発生するのに対し、爆弾低気圧は前線があるため、強い雨風が広範囲に広がることが多く、冬に多く発生するのが特徴です。

爆弾低気圧が冬に多発するのは、冬の日本の上空を吹く風(偏西風)の強さが、他の季節に比べてずっと大きいからです。冬になると上空の風速は高度とともに強くなっていって、その変化が急なために不安定な気流となっています。

爆弾低気圧は発達していくと、上空の冷たい空気が少なくなり、地上の暖かい空気が
上空へと運ばれ、上空では暖かくて軽い空気、地上では冷たくて重たい空気ばかりになって、空気が「安定」していきます。こうして発達できなくなった温帯低気圧爆弾低気圧)は周囲から空気を取り込んでいって気圧が上がっていき、周囲の空気との気圧の差が解消されていって消滅していきます。

爆弾低気圧は風がすごい

爆弾低気圧というのはその中心が24時間で24hPa以上気圧が低下する温帯低気圧のことです。

これだけではピンとこないかもしれませんが、気圧が1hPa減少すると海水面が約1cm上昇します。以前、発生した爆弾低気圧は24時間で40hPa以上も気圧が低下したので、それだけで海水面が40cmも上昇したことになります。

それだけ空気を運ぶ力が大きいということで、爆弾低気圧は広範囲にわたって暴風が吹き荒れることになります。

風の強さ

ちなみに平均風速で言えば、

15~20メートルで「小枝が折れ、ビニールハウスが倒壊し、高速道路で流される」レベル。
20~25メートルで「シャッターが壊れる、飛来物で窓が割れる、車の運転は危険」レベル。
25~30メートルで「ブロック塀が壊れ、樹が抜け、自力では立っていられない」レベル。

と言われています。平均風速が20メートルを超えると外出は危険になってくるので、できるだけ不要不急の外出は避けましょう。

まとめ

今日から明後日、3月2日(金曜日)にかけて全国的に春の嵐を引き起こす爆弾低気圧。
「爆弾なんて言いすぎ」と思っていたものの、急激に天気が悪くなってきました。

東日本太平洋側や西日本では風が強くなり、暴風レベルになる恐れがあります。東京地方は3月1日(木曜日)の午前中が雨のピークになるようで、場合によっては電車などの交通機関に影響が出そうです。

少しづつ春の訪れを感じてきた2月末ですが、ここにきて雷雨、強雨、暴風、そして大雪の可能性が出てきました。今後の爆弾低気圧の発達による天気の動向に注意しましょう。

最後までブログを読んでいただきありがとうございました!

Photo by Matthew Henry on Unsplash