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「池の水ぜんぶ抜く」の感想!コイは外来種だから駆除してOK?

こんにちは!岡本です。

テレビ東京系の『池の水全部抜く!』という番組が評判だそうで、観てみました。池の中にいる生き物を一旦取って、池の底のヘドロを掃除して、それからしかるべき種を元の池に戻す、という趣旨の番組と理解しました。

今まではスペシャル番組として放送されていましたが、4月からはレギュラー番組になるそうです。

注目度上昇中の『池の水全部抜く!』の気になることをまとめてみました!

ヘドロは生態系を維持する役割はないのか?

番組を見ていると、ヘドロを掃除することに疑問を持ちました。ヘドロは生態系を維持する役割がなかったっけ?と。

ずいぶんきっちりヘドロを取っていたので、生態系がかえって崩れてしまわないのだろうかと思いました。

ヘドロが溜まると水質が悪化していく

ヘドロというのは、池の底などで酸素が不足して分解されない有機物が、ドロドロと溜まったようなものです。排水溝にどろどろしたものがこびりつきますが、あれに近いです。

ヘドロが形成されるような湖底は水の循環が滞っていて、貧酸素状態になり、生物は殆ど棲めません。

水が循環して酸素が供給されるとヘドロは分解されるので、生物が棲むのに適した環境になります。あとは水の縦の循環があれば、水底に酸素も供給されます。

余りにヘドロが溜まっているようであれば、ある程度は除去しないと、水を入れ直してもすぐに水質が悪化してしまうので、番組内でヘドロを除去するのは正しいと思われます。

ヘドロ除去はさほど生態系に影響なく、むしろ水がきれいになるメリットのほうが大きいということですね。

かいぼりの後は、そういう水循環にも気を使うと、生物にもよい水質が長く保てるそうです。

鯉(コイ)を外来種として駆除するが必要あるのか?

ヘドロの他に、鯉について外来種として排除する対象にしているのはなぜなのでしょうか。鯉は外来種だそうですが、そうはいっても鯉はもう日本の文化に根付いた魚。駆除するのはなんだかわいそうです。

鯉くらい長く日本にいる魚なら、その池の生態系の一部になってるはず。それがいなくなると生態系のバランスが崩れるのでは!?

鯉は外来種なみに害悪

オーストラリアで野菜を食べる虫が繁殖したために、その虫を食べるカエルを増やしたらカエルまみれになって収拾付かなくなった話があるように人間は生態系に安易に関わるべきじゃないと思うんですが、鯉は何でも食べてしまうし、生命力が強くて稚魚とか全部食い散らかしてその川を鯉だらけにしてしまうそうです。

なので、その池固有の生態系や水質を守るために、一定数以上繁殖した鯉は間引く必要があるのは事実です。

番組内では、鯉は外来種扱いだけど、池に戻されるらしいですね。

まとめ

タイトルは「池の水全部抜いてみた」ですが、内容的には日本の淡水魚水槽に外来種が入ってきて、絶滅したっぽいから水槽の外来種の魚を全駆除した!在来種保護した!っていう話になっているようです。

元々、在来種保護とかそういう目的ではなかったと思うんですよね。

アリゲーターガーや、カミツキガメといった、でかくて凶暴な外来種がいて、そいつらを退治するついでに、餌となっていた在来種はとりあえず保護といった体で番組作りをしているのではないでしょうか。

そろそろ番組の内容もマンネリ化してきましたし、外来種駆除と在来種保護の部分を切り離して番組づくりをするべきだと思いますね。

どこかの馬鹿野郎がペットとして飼っていた外来種を、飼いきれなくなったか飽きたかして池に放していることは今でも続いているでしょうから、どこかの池に潜伏して、外来種を放す馬鹿者を捕まえるとか、警察24時的なことも今後、取り組んでいくといいのではないでしょうか。

池の水をきれいにすることは、外来種という問題に視聴者の関心を向けるという点でもいい企画だと思います。

テレビ的に外来種の大物ゲット!という感じですぐに池の水を抜いた効果を出したいのは分かるけど、制作陣には、この番組が続くように長いスパンで池と付き合っていける番組を作ってほしいです。

最後までブログを読んでいただきありがとうございました!