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機動戦士ガンダムAGEの感想まとめ!辛口評価の理由は?

こんにちは!岡本です。

「機動戦士ガンダムAGE」はどちらかというとアンチが多く、そこまで盛り上がらなかった作品だったので見たことがない人は多いのではないでしょうか?

それまでのガンダム作品は大人、もしくは中高生世代をターゲットにした作品が多かったため、メインターゲット層を小学生とした本作は子供っぽいキャラクターデザインをはじめ大きな批判を受けることとなりました。

でも、おもしろいところもあるんです!

そこで今回は、「機動戦士ガンダムAGE」の見どころを中心に解説します!


 

あらすじ

地球連邦政府の発足によりA.G.(Advanced Generation)へと改暦した地球圏は、百年の平和を実現した。

だがA.G.101、突如出現した謎の敵「UE(Unknown Enemy)」がスペースコロニー・エンジェルを破壊する「天使の落日」事件を引き起こす。この事態を受けた連邦政府は地球連邦軍を編制したものの、A.G.元年の「銀の杯条約」で軍事技術を制限されていた人類は苦戦を強いられた。

UEの散発的な攻撃が続いていたA.G.108、スペースコロニー・オーヴァンがUEの攻撃で壊滅する。この悲劇を生き残ったのが、MS鍛冶の名門アスノ家の子息で当時7歳の少年、フリット・アスノだった。

かつて「救世主」と呼ばれた伝説的MS「ガンダム」を生み出したデータを収めたメモリーユニット「AGEデバイス」を受け継ぐフリットは、地球連邦軍の協力の下、UEに対抗可能なMSの開発を決意する。

「ガンダムAGE-1」が実用段階に入っていたA.G.115、フリットが移住していたスペースコロニー・ノーラがUEの襲撃を受けてしまう。

ノーラが崩壊に向かう中、フリットはガンダムAGE-1でUEに立ち向かい、連邦軍艦艇「ディーヴァ」と共に戦いの航海へ漕ぎ出した。

戦いの中で暴露されるUEの正体、百数十年以上におよぶ陰謀と憎悪の歴史、そして火星圏国家「ヴェイガン」指導者フェザール・イゼルカントが進める「プロジェクト・エデン」――しかしフリットの死闘は、アスノ家三代にわたる長い戦いの序章に過ぎなかった。

主役機体

ガンダムAGE-1

アスノ家由来の特殊装甲材や独自のプラズマ制御技術が用いられており、地球圏のMSで初めてヴェイガン製MSを単独で撃破可能な性能を得ている。そのバランス性から、連邦では数々の制式量産機や武装開発に貢献された。

アスノ家のガンダムパイロット
・フリットはXラウンダーというガンダム操縦技術に優れる才能を持つ。ガンダムを作った天才でもあるが、性格的には独善的なところがあるのが玉にきず。

・何の能力も持たないが、一番人間味のあるアセム。天才フリットの子供のためいろいろ葛藤を抱える。天性の才能がなくても戦い続けるところが良い。

・キオはアセムの子供で優等生キャラ。まだ子供だが、おじいちゃんのフリット同様、Xラウンダー。

評価

【良い点】

・本来なら難しい主人公3世代の交代を実にスムーズにこなしている

・主人公のガンダムが初代ガンダム、Z、ZZ、νをモチーフにしている。キオ篇はポケットの中の戦争、08MS小隊、0083の要素がごちゃ混ぜで詰め込みすぎな印象。

・3世代目のガンダムであるAGE-3がパワーアップしたAGE-FXはなかなかかっこいい。

【悪い点】

・子供っぽいキャラクターデザインは賛否分かれる

・3世代を全49話でまとめているので時間が足りなくて話が大雑把な感じ

・世代をつなぐための微妙なラブロマンスが入る

感想

【ストーリーにオリジナリティがない】
登場人物・内容・機体を含め完全に1st→Z→ZZ→逆襲のシャアのオマージュとなっており、最初から最後まで所々過去作と同じ様なシーンが見受けられオリジナリティが感じられなかったのも評価を下げた一因です。

ガンダムで大河物語をやるというのは新鮮なコンセプトだっただけに過去作を強く意識したストーリーは残念だったというのが多数の人の意見かと思います。

【感情移入しにくいキャラクター】
個人的に残念だったのは、3人の主人公に感情移入しにくかったところです。

初代のフリットは活発で元気すぎで、2代目のアセムはエリートでさわやかだけど闇落ち、3代目のキオは天才という感じで各々性格が違っておもしろいんだけど、それぞれ10話くらいのエピソードで終わってしまうので、みんな薄い印象になってしまうんです。主人公チェンジは物語の新鮮さを保てるけれど、3回もやるのは厳しいですね。

【主人公やガンダムの変遷がおもしろい】
厳しい意見が多い本作ですが、3世代という長い期間にわたって主人公を含め登場人物やガンダムが姿を変えていくのはおもしろかったです。

各世代の主人公の性格が年代によって変化していく点や、2代目だけ能力が違ったり、各世代での先代の立ち位置は様々で物語の厚みが増していきます。

次の世代のガンダムはどんな姿なのか、主役はどんなキャラになるんだろうかと思い巡らすのはなかなか新鮮でした。

また、各主人公たちが成長し旧世代となって新しい世代への障害となり、各々が葛藤の中で自らを変革させようとする姿は紛れもなくガンダム作品の本質を捉えていると言えるでしょう。

まとめ

「機動戦士ガンダムAGE」は対象年齢をおもいっきり下げ、かつ、過去作オマージュもおもいっきり盛り込んだため内容に納得のいかないファンが多く生まれ、評判を下げてしまったと考えられます。

新しいガンダム作品、特にAGEのように斬新すぎて批判が集中してしまうとアンチに駄作扱いされがちです。

設定がどうだとか絵的にどうだとか、そういうことを抜きに観れば「機動戦士ガンダムAGE」は結構楽しめると思います。未見の方は是非ご覧になってください。