こんにちは!岡本です。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」は、ガンダムシリーズの中でも人気の作品ですが、見たことがない人もいるのではないでしょうか?
この作品はホントにおもしろい!
「全ガンダム大投票40th」で人気作品ランキング10位に入った名作です。
初見の人にもコアなガンダムファンにも評価の高い作品です。
そこで今回は、「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」の評価と登場モビルスーツを解説します!
Contents
あらすじ
ジオン軍残党「デラーズ・フリート」に所属するアナベル・ガトーがオーストラリアのトリントン基地に輸送された、核兵器を搭載したガンダム試作2号機を奪取。
地球連邦軍士官のコウ・ウラキはガンダム試作1号機で2号機の前に立ちふさがるも歴戦の戦士であるアナベル・ガトーに歯が立たず取り逃がしてしまう。
コウ・ウラキら地球連邦軍士官は強襲揚陸艦アルビオンの乗組員となって、「デラーズ・フリート」の起こした騒乱の鎮圧、2号機の奪還任務にあたっていく。
登場モビルスーツと登場人物
ガンダム試作1号機(GP01)
GP01はベーシックなモビルスーツとしての性能を追求しているが、ストーリーの流れで、重力下仕様から宇宙戦仕様(※GP01-Fb)に変更されて性能が「化ける」。
特にブースターポッドによる高機動性能はファン多し。
※GP01-Fb(フルバーニアン)
アナハイム主導で開発されたガンダム試作1号機の宇宙仕様。
本来はコアファイターの換装で宇宙戦に対応する筈だったがコウ・ウラキが独断でGP01を大破させたので全体的な改装が成され完全な宇宙戦用機になっている。
コウ・ウラキ
地球連邦軍の新兵。オールドタイプ。
ガトーと戦う中で成長していく。
パイロットとして潜在能力の高さを認められ、実績と実力的にもコウよりも上のベテランパイロットを抑えてガンダム試作1号機、GP01のパイロットに選ばれ、さらには最新鋭のGP03のパイロットにも選出される。
名セリフは「ニンジンいらないよ」。
ガンダム試作2号機(GP02)
GP02は高機動で大型ロケット弾を撃ち込む一撃離脱機。
核攻撃用の機体でそれ以外はバルカンと武器しかない潔さと武骨さが人気のモビルスーツ。
アナベル・ガトー(声:大塚明夫)
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYは男性からの人気が圧倒的に高かったのと、主人公、コウ・ウラキのライバル、アナベル・ガトーの人気が高いのが特徴です。
NHKのガンダム大投票キャラクター部門11位!
一年戦争を生き延び、地球連邦軍から「ソロモンの悪夢」と恐れられたエースパイロット。
「この機体と核弾頭は頂いていく!」
「再びジオンの理想を掲げるために 星の屑成就のために
ソロモンよ!!私は帰ってきたーーー!」
こんなに復讐に燃えている魅力的なキャラはなかなかいないと思う!!漢(おとこ)の中の漢!!(10代男性)
滅びの美学を完遂した姿に清々しさすら感じさせてくれた真田信繁に通じる日本人好みのキャラクターだと思う(40代男性)
一番全ガンダムの中で「武将み」があるのがガトー(30代男性)
義に生きた姿が上杉謙信をモデルにしたという話も(30代女性)
ちょんまげがイタリアのサッカー選手のロベルトバッジオみたい(30代男性)
ものすごくインテリで難しい4文字熟語を使う。それが全部思想として貫かれている(30代女性)
ガンダム試作3号機(GP03)
RX78-GP03ガンダム試作3号機はNHKのガンダム大投票でモビルスーツ部門13位。
主人公コウ・ウラキが乗り込む超巨大兵器!
GP計画によりアナハイム社が開発した連邦軍の宇宙用試作型MS。
機体制御を行うMS「ステイメン」と巨大アームドベース「オーキス」で構成される大型機で、機動兵器としては過剰な性能を有する。
コードネームは「デンドロビウム」。
登場シーンに度肝を抜かれました!ビームライフルやビームサーベルの大きさが半端ない。歴史から抹消されたっていうのも魅力(40代男性)
武装もりもりのトンデモ兵器っぷりがたまらない!ガーベラテトラを貫いたシーンが最高。(30代男性)
見どころ
敵キャラのガトーがかっこいい!
何と言ってもガトーです。
まさしく「男性が痺れるタイプの男性」です。
いちいちセリフがカッチョいい!
映像の品質も良く、ストーリーよりも戦闘とガトーの芝居じみたセリフ回しを楽しむ作品だと思います。
アナベル・ガトー少佐がいなければ、STARDUST MEMORYは存在しない(笑)
評価
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」はNHKで放送されたガンダム大投票で作品人気ランキングの10位。
投票者からの意見を紹介!
運命が二転三転して行く戸惑いの中でニュータイプでもエースでもない一回の兵士の成長に共感した(40代男性)
男たちのカッコよさ 熱さ 切なさがこんなに詰まった作品はありません!!機体も人物もとにかくかっこいい!!(30代女性)
男の生き様が見たい人にはこれっ!(30代男性)
登場人物の関係がアメリカ映画っぽくて絵がキレイ(30代男性)
コウ・ウラキとガトーとニナの三角関係にドキドキした(30代女性)
次の時代の「Z」に登場しているバスク・オムの過去やティターンズの前身が描かれていておもしろい(30代男性)
モビルスーツの描写がものすごく丁寧(20代女性)
まとめ
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」は、「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」の間を埋める「ミッシングリング」としての側面もあり、「0083」を踏まえた上で「Zガンダム」を観ると、「機動戦士Zガンダム」で話の中心となるティターンズという組織が台頭してくる経緯が理解でき、「機動戦士Zガンダム」が非常にわかりやすくなります。
「機動戦士ガンダム」と「機動戦士Zガンダム」の間を上手く繋いだ良作だと思います。
未見の人はぜひ、一度ご覧ください!