こんにちは!岡本です。
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-」は、ガンダムSEEDシリーズの中でも人気の作品ですが、SEED、SEED DESTINYのスピンオフ作品なので見たことがない人もいるのではないでしょうか?
この作品はホントにおもしろい!
「全ガンダム大投票40th」で人気作品ランキング36位に入った作品です。
初見の人にもコアなガンダムファンにも評価の高い作品です。
そこで今回は、「機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-」の評価と登場人物、モビルスーツを解説します!
あらすじ
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のアナザー・ストーリーとしての戦いを描き、インターネット配信された『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』。
そのSTAGE1からSTAGE3の本編に加えて新たなエンディングを加えたものを、DVDとしてリリース。
時代設定は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と同じC.E.(コズミックイラ)73。
ザフトのテロリストによるユリウスセブン落下事件により、世界各地で地球連合とザフトの争いが激化していた頃、DSSD(深宇宙探査開発機構)は新型モビルスーツ“GSX401FWスターゲイザー”を深宇宙へ旅出させるべく実験を重ね続けていたが、そこにもコーディネーターとナチュラルの確執の余波が…。
登場機体・登場人物
スウェン
ストライクガンダムノワールのパイロット。
もともとは夢のある子供だったスウェンは、地球連合により強化され、悩む事もなく人を殺めますが、戦友の死やセレーネとの出会いなどをきっかけとして次第に本来の自分を取り戻していく。
ストライクガンダムノワール
ストライクノワールとかいう黒い・二丁拳銃・二刀流と三拍子揃ったガンダムwwww https://t.co/1MOAYS48QG pic.twitter.com/96yDBuZEPF
— ろぼ速VIP (@dariusnews) 2018年2月10日
ストライクノワール、ストライクガンダムの改良発展系くらいの扱いだったはずなのに最近は性能が盛られてインパルスやセイバーやガイアとかあそこらへんと同等のスペックになったらしい
— にsリバー (@nisriver) 2017年10月16日
ストライクノワール
基本的な性能はストライクと一緒だけど、省電力化、信頼性など諸々が向上している
遠中近をカバーできる万能機
かっこいい— シトア (@shitoa22) 2016年11月7日
スターゲイザー
ガンダムの中でも珍しい非戦闘用モビルスーツ。
外宇宙探索目的で作られていて科学技術を平和な目的で使う機体となっている。
非戦闘用な割にスペック高め。背に円状のヴォワチュール・リュミエールを装備。
ヴォワチュール・リュミエール
スターゲイザーのヴォワチュール・リュミエールは太陽より高速で放出される太陽風をリング周囲に展開した微細な量子の膜で受け止め、特殊なエネルギー変換を経て推進力とするものです。
システム稼働時には機体周囲に複数発生する光輪のような発光現象が確認されています。これは周囲空間へのエネルギー干渉の際に発生し、物体にダメージを与えることができます。
評価
ガンダムって映像作品めっちゃあるんだけどこのスターゲイザーって作品めっちゃ神作なんすよ。「星を見る者」と「星を見ぬ者」の対比がいいんだよねえ…ストライクノワールのワイヤーアクション最高に良きです。スターゲイザーふつくしすぎです pic.twitter.com/0LxPiBoGGY
— 白雪 (@Heerosnowwhite) 2018年10月24日
【良い点】
・ガンダムSEEDを別視点で見ることができる
・約1時間弱と短いが内容は非常に深く視聴者を魅了するものに仕上がっている。SEED DESTINYの後に口直しとして見るには最高。
・ストライクノワール、スターゲイザーなどの機体がヌルヌル動いてかっこいい
【悪い点】
・短時間(45分)にまとめすぎたというのはどうしても感じる。
・新機体が多数登場するモビルスーツ戦を期待して見ると「これで終わり?」と正直やや肩すかし
・SEEDやSEED DESTINYのスピンオフ作品でありながら、中身は本家のヒーローチックな子供向け作品とは真逆。重苦しいトーンが好き嫌い分かれるかも。
見どころ
この作品は、「戦闘用ではないモビルスーツ(スターゲイザー)を巡っての物語」というのが話のメインとなります。
スターゲイザー(探査用)とストライクノワール(戦闘用)の存在自体が象徴しているとも言えますが、物語は「白と黒」「明と暗」の対比を基本に進んでいきます。
全体的に重く暗いトーンで大人っぽい人物描写、MS08小隊のように地味な戦闘描写に心惹かれました。
SEED以降でずっと物語に横たわっている、テロ、コーディネーター、ナチュラルといったところの葛藤と、憎しみの連鎖がスピード感あふれながら、描かれています。
何よりもMSがあくまで兵器として描かれており、リアルな戦闘描写がこの作品の見どころでもあります。
まとめ
この重く暗い世界観の中で無人運用が可能な惑星間推進システムを持つ非戦闘用モビルスーツのスターゲイザーがどのように活躍するのか、主要キャラであるセレーネとスウェンがどのような接点を持つのかなど、興味と期待を大いにそそられます。
凄惨な災害の描写や戦闘の描写が続きますが、最後に希望みたいな物が見えてくる、そんな作品です。
「機動戦士ガンダムSEEDスターゲイザー」は概ね好意的な評価が多いので、未見の方はぜひ、一度ご覧になってはいかがでしょうか?
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この「機動戦士ガンダムSEEDスターゲイザー」を見るときは、「機動戦士ガンダムSEED」を見てからのほうが良いと思います。
物語の時系列的に「機動戦士ガンダムSEEDスターゲイザー」は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の序盤にあたります。
「機動戦士ガンダムSEEDスターゲイザー」だけでも楽しめるとは思いますが、ガンダムSEEDの物語全般に流れるテーマや細かい設定があるので、「機動戦士ガンダムSEED」を見ておいた方がより理解が進みます。
「機動戦士ガンダムSEED」と各所でリンクしていて「なるほど」と思うところもあります。
現在、ガンダムシリーズも動画サービスなどで簡単に視聴できるので「機動戦士ガンダムSEED」をご覧になってはいかがでしょうか?