こんにちは!オカモトです。
大人気ロボットアニメのガンダムですが、若い方から年配の方まで幅広い支持を集めている人気作をご存知でしょうか?
その作品は「機動戦士ガンダムUC」です!
最近、「機動戦士ガンダムUC」の続編にあたる「機動戦士ガンダムNT」の放送が決まって、宇宙世紀は再び注目を集めています。
ユニコーンガンダムを見てみたい!
作品の評価や感想を知りたい!
そういう人のために今回は、【機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)】の感想と評価を解説します!
Contents
機動戦士ガンダムUCとは?
機動戦士ガンダムUCは福井晴敏の同名小説をアニメ化した作品。
アムロとシャアの最後の闘いから3年後の世界が舞台で、主人公のバナージ・リンクスはネオ・ジオン軍や地球連邦政府の「ラプラスの箱」と呼ばれる禁忌の箱と、その鍵となる純白のモビルスーツ「ユニコーン」をめぐる陰謀渦巻く戦いに巻き込まれていきます。
作品にはザビ家唯一の生き残り、ミネバ・ラオ・ザビ(オードリー・バーン)やシャア・アズナブルの再来とされるフル・フロンタルが登場し、旧作ファンの耳目を集め、宇宙世紀の新たな歴史が動き出したターニングポイントとなりました。
初代ガンダムの血脈を強く感じさせる本作は、小説とともに圧倒的な支持を集めています。
劇中では、中年のおじさんが大活躍。
泣けます。
宇宙世紀の時代としては、上記「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の3年後に当たります。
設定その他でいろいろと引き継いでいたりします。
動画は、OVA版(機動戦士ガンダムUC)とTV版(機動戦士ガンダムUC RE:0096)2つの作品があります。
機動戦士ガンダムUCあらすじ
第二次ネオ・ジオン抗争、別名「シャアの反乱」の終結によって、地球圏には束の間の平穏が訪れた。
それから3年後、宇宙世紀0096年。
工業コロニー「インダストリアル7」において、とある謀議が交わされようとしていた。
政財界に絶大な影響力を持ち、地球連邦政府を影から操るビスト財団が、「袖付き」と通称されるネオ・ジオン残党軍に「それが開かれる時には連邦政府が滅びる」と言われる「ラプラスの箱」を譲渡するという。
一方、コロニー内に設置されたアナハイム工専に通う少年バナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎めいた少女と出会う。
新たな戦争の火種となり得る箱の取引を阻止するべく、たった1人で行動を起こした彼女を手助けするうちに、日常に“ずれ”ているような違和感を抱いていたバナージは、次第にオードリーに惹かれていく。
だが、取引を察知した連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社が地球連邦軍を軍事介入させ、コロニーは火の海と化してしまう。
友人達と必死の思いで避難しながらも、オードリーの姿を捜し求めるバナージの前に、ビスト財団当主カーディアス・ビストが現れる。
バナージは、瀕死のカーディアスから出生の秘密を知らされると同時に、箱の鍵となる、まるで神獣”ユニコーン”のごとく頭部に1本の角をもつ、白亜のモビルスーツを託される。
バナージは必死の思いでモビルスーツを起動させるが、「袖付き」と連邦の戦闘に巻き込まれる。
目の前に出現した「袖付き」のモビルスーツを前に、死の恐怖を感じるバナージ。
その時、ユニコーンに変化が起きる。一角が2つの角に分かれ、新たな顔が現れた。
果たして、箱の鍵たる「ユニコーンガンダム」とは何なのか。そして「ラプラスの箱」に眠る宇宙世紀の始まりの秘密とは…。
機動戦士ガンダムUCあらすじ要約
ラプラスの箱って言うファーストガンダムが登場する少し前に作られた箱みたいなのがあって、それの中身が世界の軍事バランスをひっくり返すようなのが入ってる「らしい」。
アムロと戦ったシャアがネオジオンという新しい組織を作ったんだけど壊滅し、残党である「袖付き」らがラプラスの箱を使ってネオジオンを再構しようとする。
その箱の鍵に当たるのが偶然か、必然か主人公のバナージが乗る事になるユニコーンガンダム。
ネオジオンの生き残りはラプラスの箱の中身がほしいからユニコーンガンダムを狙う。
でも、連邦がユニコーンガンダムをネオジオンの残党にとられちゃヤバいからとりあえずバナージとユニコーンを連邦に持ってこようとする。
ユニコーンガンダムはバナージしか乗れないように連邦にロックされたからバナージもネオジオンから狙われる事になる。
機動戦士ガンダムUC登場機体・登場人物
ユニコーンガンダム1号機
ガンダム大投票モビルスーツ部門:12位
パイロット:バナージリンクス
全身のサイコフレームが怖さのある赤い光から希望や共感を感じる緑の光に変わる演出に感動。まさに可能性を感じることができる機体でした。(30代男性)
バナージの成長を促すような、そして見守るようなこの機体が大好きでした。本編で徐々にバナージがユニコーンを制御していくのはとてもよかったです。(20代男性)
RX-0、ユニコーンガンダム1号機。
ニュータイプ抹殺を目的としたNT-Dシステムが搭載されている。
サイコミュといった精神制御系の無人誘導兵器=ファンネル等を搭載している機体が相手だと、無類の強さを発揮。
思考操縦や相手行動の先読みによる高速機動などが可能になるデストロイモードに変形する。
バナージ・リンクス

ガンダム大投票キャラクター部門:25位
声:内山昂輝
大人相手でも間違いには「それでも」と言い続けた少年。宇宙世紀は動乱の時代。それでもこの少年は「それでも」と言い続けるのだろうと希望を感じたキャラクター。(30代男性)
抱きしめて守ってあげたいという母性本能をくすぐる主人公でした。オードリーという気丈ながらも守りたいヒロインのナイトとして見ても女心をくすぐられました。(30代女性)
アナハイムエレクトロニクス財団トップ、カーディアス・ビストと愛妾アンナ・リンクスの息子。
ニュータイプとして覚醒を促す訓練を幼少期に受けている。
ユニコーンガンダム2号機(バンシィ・ノルン)
機体の総合性能向上を目的に、新たなサイコフレーム兵装を組み込んだユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルンがNTD(ニュータイプ・デストロイヤー)、即ち「ニュータイプを駆逐するためのシステム」を発動した状態。
アームド・アーマーDE、リボルビングランチャーを加え、背部には専用兵器アームド・アーマーXCを装備。
この兵器は、ジェネレーター強化、さらには感応波の送受信能力をも増幅させることが可能で、パイロットとサイコミュのより高い親和性を維持できる。
パイロットはリディ・マーセナス。
クシャトリヤ

ガンダム大投票モビルスーツ部門:16位
パイロット:マリーダ・クルス
重厚感とファンネルを使ったスピード感ある戦闘とのギャップにやられました・・・(10代女性)
Gの負荷がかかるシーンなど、リアルを追求したシーンを見せてくれた機体だからです。そしてマリーダさんが乗った機体だから好きなのかもしれません。(40代男性)
マリーダ・クルス
キャラクター部門:16位
声:甲斐田裕子
優しく強く、そして美しい。その生涯と最後に涙せずには見られなかった。(20代女性)
機動戦士ガンダムUCの見どころ
オードリー(ミネバ)がかわいい!
やや複雑なストーリーである「機動戦士ガンダムUC」ですが、物語の核には、ボーイミーツガール的な主人公バナージとヒロイン、オードリーの淡い恋模様が描かれています。
「受け止めなさいバナージ」
「自信があるのでしょう?なら、やってみせなさい。そして必ず帰って来て。約束を違えることは許しません」
このオードリーのツンデレ的なセリフが最高。芯の強い女性に「必ず帰ってきて」なんて言われたら何があっても必ず帰ってきますよね。
あくまでガンダムの物語なのでイチャイチャしませんが、バナージとオードリーの付かず離れずの絶妙な距離感に好感を抱く人は多いはず。
機動戦士ガンダムUC名言
【バナージ】
「ガンダム!俺に力を貸せ!」
「そんなの人の死に方じゃありませんよ!!」
「でも…わからないからって、哀しいことが多すぎるからって、感じる心を、止めてしまってはダメなんだ!俺は人の悲しさを、悲しいと感じる心があるってことを忘れたくない。それを受け止められる人間になりたいんです!キャプテンと同じように!」
【ブライト】
「諦めるなよ。君の目には力がある。困難を糧にする力が」
「かつてガンダムに乗った者たちと同じく、君もガンダムに選ばれたのだと思いたい。」
「絶望を退ける勇気を持て。君がガンダムのパイロット、ニュータイプであるなら!」
機動戦士ガンダムUC名シーン
バナージ:
「わかってますよ、男が人前で泣くもんじゃないって言うんでしょ?」
ジンネマン:
「いや…他人(ひと)を思って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんてヤツをオレは信用しない」
名言を残して逝ったマリーダ
マリーダ:
「おとう……さん……わがままを……許してくれますか……?」
ジンネマン:
「許す……。最後の命令だ……心に従え……!」
マリーダ:
「了解!」
名言を残して逝ったダグザ
ダグザ:
「ここが知っている。(バナージの胸を指して)自分で自分を決められるたった一つの部品だ。なくすなよ!」
「歯車には歯車の意地がある、お前もお前の役割を果たせ」
「意地でも借りでもない。自分の心に従っただけだ。歯車にも生まれるのだな、望みというものが… お前は私の希望… 託したぞ、バナージ!」
機動戦士ガンダムUC評価
ファーストからの流れをくみ人の成長や葛藤、つながり。過去から未来までの宇宙世紀を見た気がします。(20代女性)
連邦とジオンの戦いのひとつのエンディング。戦争のむなしさ、人間のはかなさ、人間の可能性への答えが詰まっています。(30代男性)
ガンダムUCは、アムロ、シャアが活躍したガンダムの世界観で、前作にあたる「逆襲のシャア」と後のストーリーとなる「閃光のハサウェイ」の間にあったとしても、矛盾しないストーリーになっており、一般的な評価としては非常に好評です。
ファーストガンダム他を意識したシチュエーションやセリフが随所に散りばめられていて、過剰なファンサービスが批判になっていたりしますが、
- ジンネマンほかオジサンキャラがクローズアップされて感情移入できる魅力的なキャラクターが多い
- それまでの作品に出てきたキャラクターがちらっと出る
- 美しい映像で、戦闘シーンがど迫力!
- モビルスーツ一個、一個がいちいちかっこいい!敵の方も
- 毎回変わる歌もいい!栗山千明のファンになってしまう
- ピュアな主人公の冒険成長物語
- バナージを成長させるまわりの大人(おっさん)たちがかっこいい!
まとめ
機動戦士ガンダムUCは、宇宙世紀シリーズからのガンダムファンを意識しつつ、新規のガンダムファンを獲得したガンダム作品の中でも屈指の名作です。
「機動戦士ガンダムUC」はそれまでのストーリーである「機動戦士ガンダム」から「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の作品を見ていなくても話が全く分からないという事はありません。
未見の方はぜひ一度、この「機動戦士ガンダムUC」をご覧になって下さい!
時間に余裕のある人は主要キャラクターであるマリーダ・クルス(プルトゥエルブ)の過去に関する設定が絡んでくるので、前作にあたる「機動戦士ZZガンダム」を見ることをおすすめします。
※「機動戦士ガンダムUC RE:0096」は、OVA版をテレビサイズに編集して、OVA版でカットされた原作の部分を一部新たに追加したものです。