こんにちは!岡本です。
大人気ロボットアニメのガンダムですが、アムロやシャアが戦った宇宙世紀が終わった後の時代(リギルドセンチュリー)を描いている作品をご存知でしょうか?
その作品は「機動戦士ガンダムGのレコンギスタ」です!
ガンダム40周年のプロジェクトの一環として劇場版公開の告知がされているGレコ。
再び注目を集めています。
Gのレコンギスタを見てみたい!
作品の評価や感想を知りたい!
そういう人のために今回は、機動戦士ガンダムGのレコンギスタの感想と評価をまとめました!
Contents
機動戦士ガンダムGのレコンギスタ評価

Gのレコンギスタは、やはりいまひとつ主人公と敵対する陣営との利害関係や戦っている原因等が見えなかったことでしょうかね。
一応すべての設定等を理解して見返すを印象は変わるらしいのですが、初見の印象がすこぶる悪いため再視聴する方は少ないようですね。
あと主人公が恩師を殺しておいてすぐに吹っ切れたように見えたりと、おかしな奴にしか見えなかったという意見も多いですね。
なまじあまり悩んだりしないため、前向きというよりどこかネジが飛んでいるんじゃないかと言われていました。(ヤフー知恵袋)
- 敵味方がコロコロ変わって、話がわかりにくい
- 2クール作品なのに、4クール並みに話を詰め込み過ぎ
- ZやWみたいに複数勢力が入り乱れて勢力図が変わるので、あのごちゃごちゃしたのが煩わしいならばオススメはしない
- 世界観がザブングルとか∀ガンダム的
生き生きとしたロボとキャラクター。そしてテンポの良さとキャラクター同士の掛け合い。観ていて飽きないし楽しい作品。
細部までこだわった世界観設定、躍動感あるキャラクターたちはモブにいたるまでちゃんと動きを与えられている。そして、演出のきめ細やかさ、ほんと素晴らしい。
私はこれを最終回まで見ても話を全く理解できなかった・・・。主人公も好きになれず、ふざけてるわりに、無慈悲な死の連続でノリにもついていけなかった。ガンダムマニアの間でも「ゴミ作品」と言われているのも納得できる。けれど、考察サイトを見て「そういうことだったのか!」と富野氏の仕掛けた裏設定に驚愕した。
- メカはかっこよさを主張する路線ではなく、イロモノ系が多くて面白いギミックが多い
- 終盤になると、不思議と富野ガンダムの最新作らしくなってきて、作画も熱くなっていく
ガンダムGのレコンギスタの劇場版公開時期は?
「ガンダム40周年」キービジュアル発表!コンセプト「BEYOND」に基づき、作品の枠を超えた様々なキャラクターが共存する可能性の世界を描いています!全4種の内1つは『THE ORIGIN』と『Gのレコンギスタ』です! https://t.co/6hzqRhudOX #G40th #THE_ORIGIN #gレコ pic.twitter.com/B0fNDQPk1h
— 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (@G_THE_ORIGIN) 2018年11月21日
劇場版の制作が決定していますが、まだいつ頃公開と具体的な事は決まっていません。
同じく映画公開が決まっている「閃光のハサウェイ」は2019年冬とされています。
ですので、同じ時期は避けるだろうけれど、秋だったらそろそろ続報があってもいい頃。
期待している人は、静かに待ちましょう。
機動戦士ガンダムGのレコンギスタおすすめエンディングソングGの閃光
ガンダム Gのレコンギスタ エンディング
『Gの閃光』 pic.twitter.com/OB8d2lc6Ox— 星を継ぐ者 (@gundam_theater) 2019年5月14日
機動戦士ガンダムGのレコンギスタの世界観
この作品が発表されるまで全てのガンダムシリーズは宇宙世紀とそれ以外のGガンダムなどバラバラの世界があって「ターンエーガンダム」こそが全てのガンダムの歴史を総括した最後の話とされてきました。
しかし、富野氏はGのレコンギスタこそが現存するガンダムシリーズ最後の話だと断言したのです。
具体的にはターンエーガンダムから500年後で、1stガンダム~Vガンダムまでの宇宙に人類が移住していた時代から約1000年後と言う設定でした。
この発表には驚いた人が多かったのではないでしょうか?
機動戦士ガンダムGのレコンギスタあらすじ
R.C.(リギルド・センチュリー)1014年。
地球上の全エネルギーをまかなうフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすキャピタル・タワーは人々の信仰を集め、スコード教の聖地となっていた。
主人公ベルリ・ゼナムは、タワーを守護するキャピタル・ガードの候補生だ。初めての宇宙実習のため同期生のルイン達とクラウン(タワーを運行する車輌)に乗り込む。
ベルリ達の応援に駆けつけたノレドとマニィ達は、叱りつけるデレンセン教官から逃げてクラウンの運転室に逃げ込むが、そこにはキャピタル・アーミィの監視を受ける記憶を失った少女、ラライヤがいた。
一方、ベルリ達が実習を開始した直後、突如、現れた謎のモビルスーツがクラウンを襲撃。
噂の宇宙海賊の出現に、レクテンで立ち向かったベルリは機転を利かせて、モビルスーツとパイロットの捕獲に成功する。
そのモビルスーツこそ、一週間前にラライヤが乗ってきたモビルスーツだった。
捕虜となった宇宙海賊の少女はアイーダと名乗り、モビルスーツのハッチを閉じてしまう。
しかし、ベルリは難なくハッチを開いて、起動に成功するのだった。
機動戦士ガンダムGのレコンギスタ登場機体・登場人物
【Gセルフ】
ベルリ
キャピタルガード候補生として頑張ってきたが、海賊であるアイーダに惚れてしまい、アイーダを守るようになる。
ただそれでも気分はキャピタルガード候補生のままであり、キャピタルタワーの占領やスコード教関連のタブーを破ることには怒りを覚えている。
キャピタルタワーに迫る宇宙からの脅威の真実を知りたいと考えて行動していく。
アイーダ
アメリアのスルガン総監の娘であり、海賊(アメリアの秘密部隊)に所属している。
フォトンバッテリーを独占するキャピタルが許せずにいたが、宇宙からの脅威に対抗することのほうを主目的と考えている。
初めはカーヒルを殺したベルリを許せずにいたが、一緒に行動をするうちに心を許すようになる。
アメリア本隊の強硬策(キャピタルタワー占領)はやりすぎと考え、海賊部隊とともに宇宙へ上がる。
そこで遭遇した宇宙からの脅威と考えていたトワサンガとの艦隊と接触し、真実を知るために、トワサンガへ向かう。
まとめ
機動戦士ガンダムGのレコンギスタが酷評されるわけはトリッキーな作風であるということです。
主人公が前向き過ぎて感情移入しづらく、勢力関係も複雑なのはそれまでの多くのガンダムシリーズを見てきた人にとっては抵抗があったことでしょう。
ただ、かつてのGガンダムのようにこれはこれでいい、特に世界観が素晴らしいという肯定的な感想を持っている人もいます。
僕はこの作品はみんなでそれぞれ考えるガンダムなんだと思います。
完全にエウレカセブン的な絵だったり、クンタラなどショッキングな設定もあって富野作品のアクの強さばかりを煮詰めた感じの賛否両論の変化球的ガンダム。
劇場版の公開も予定されているので、未見の方はぜひ一度、「機動戦士ガンダムGのレコンギスタ」をご覧になってみてはいかがでしょうか。