こんにちはー。オカモトです。
ガンプラアニメ、「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」が始まって盛り上がっていますが、
「ガンダムビルドファイターズ」と「ガンダムビルドファイターズトライ」とでは、どちらが面白い?
とビルドシリーズ旧作について興味を持つ人もいるかと思います。
そこで、今回はビルドファイターズ2作品についての感想レビューを書きました。
この記事を読むと「ビルドファイターズ」「ビルドファイターズトライ」を視聴するかどうか30秒ほどで判断できます。
それでは、オカモトトピックス、レディーーーーーゴーーーーー!
ガンダムビルドファイターズはスタッフのガンプラ愛が詰め込まれた名作!
結論から言うと、ガンダムビルドファイターズ(いわゆる無印)の方が続編のガンダムビルドファイターズトライよりおもしろいです!!
なぜなら、主人公イオリ・セイのガンプラ愛を十分に感じることができるから。
具体的には相方のレイジが戦闘を担当し、セイがガンプラを作るという感じで作業分担していて、「僕が作って俺が戦う」という2人で戦っていくスタイルが良かったし、ライバルらと出会いながら成長していくストーリーは感動しました。
セイが一生懸命ガンプラを改造しているシーンが何回かあって、ガンプラとしっかり向き合っている感があってとてもいい感じでした。
ガンダムビルドファイターズは主人公を2人にしてビルダーをメインに置いたことでしっかりと創意工夫でガンプラバトルを戦っていくという部分が強調されていたと思います。
続編のビルドファイターズトライもガンプラ作りと戦闘は2人で分担というスタイルを期待していたんですけど、トライでは主人公、カミキ・セカイが自分でガンプラを作って戦う一人で完結するスタイルに変更になっています。
ビルドファイターズトライは決して悪くない作品ですが、ビルドファイターズの方がスタッフの作品に対する「ガンダム愛」が随所に見られるし、登場人物の「ガンプラ愛」もしっかり描かれています。
あと、バトル自体もビルドファイターズの方が熱い。
ラストはちょっと切ないけれど、結構きれいに終わるのもよかったです。
ガンダムビルドファイターズトライはつまらない?
「ビルドファイターズトライ」はアニメ作品単体としては相当クオリティの高いおもしろい良作アニメです。
具体的には「ガンプラは自由だ!」という前作主人公の思いが影響したのか個性的な登場人物、バラエティ豊かなガンプラが数多く登場しました。
- ヒロインのホシノ・フミナは彼女を模したスーパー・フミナがガンプラになって話題に
- セカイの相方、コウサカ・ユウマのライトニングガンダムはZガンダムの正統派進化系のような機体でめっちゃかっこよかった
- ギャン子やトライオンスリーなど個性的なライバルや機体が数多く登場
- セカイのお姉ちゃんが超美人
ただ、ビルドファイターズの続編という冠を持っている割りには前作ほど「ガンダム愛」を感じるものがなく、ただ単にライバルに「戦って勝つ」ことに比重を置かれている点が前作よりも面白味の欠ける点だと思います。
残念なのは、主人公のセカイ。
- 熱血主人公で特にガンプラ愛があるわけではなく、ガンダムを知らない作らない
- 持ち前の運動神経でライバルに勝っていって、やたら女子キャラにモテる
- ガンプラ素人が1日でガンプラマニアを超える改造技術を身に付ける
というのが違和感を感じてしまいました。
ビルドファイターズトライも嫌いじゃないけど、
プラモを作るってことがないがしろになってしまった
のがビルドファイターズの方が評価が高い理由です。
まとめ
「ビルドファイターズ」と「ビルドファイターズトライ」どっちがおもしろい?
という問いがあったらガンダム好きならほとんどの人が「ビルドファイターズ」って答えると思います。
ただ、「ビルドファイターズトライ」は駄作というわけではなく、前作のクオリティがあまりにも高かったのでどうしても評価が厳しくなってしまうというのがガンダムファンの多くが感じるところだと思います。
それに続く「ビルドダイバーズ」がもっと残念な感じになってしまったので、今となっては「ビルドファイターズトライ」は良作です(笑)
ということで、ビルドダイバーズからビルドシリーズに興味を持った方は「ビルドファイターズ」と「ビルドファイターズトライ」どっちも見てみてください!